40代からの発達障害

自閉症スペクトラムは電気羊の夢を見るか

子が発達障害とわかったとき、なぜ親は自覚しないのか

 タイトルだけで言いたいことが終わってる話。子が発達障害だとたいてい親のどちらかが発達障害の星から来た人か、発達障害の星の重力に引かれてる人だと思うのですが。とかいうと「遺伝じゃないよ」という人が現れますよね。ええ遺伝だという証拠はどこにもありませんよね(カッと目を見開いてむやみに口角を上げながら)。


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発達障害家庭には猫をおすすめします。触り心地、重要ですよね、同志の皆さん


 子供を児童精神科とかに差し出して「発達障害ですねー」と言われる場面に遭遇する頃には、親もそれなりに発達障害についての知識を深めてると思うんですよね。そんで「おおー私みたいなのは最近は障害とか言われちゃうのかー。今はいろいろ支援の手があってよかったなー」と親は自分の発達障害様の特性にうなずくものだと思うのですが。意外と自覚しないものだな、と発達障害の子を育ててる親のブログなどを読んで思います。「まずお母さんが支援されて!」と言いたくなるものがあったりする。


 これどうなんです? 保健センターとかクリニックの人とか、「お母さん(お父さん)も自分の得意不得意を知りたくないですか?」とか言って検査に誘い出すとかやっちゃダメなんでしょうか? まあ検査もタダじゃないからなあ。


 これは定型ですわというタイプのお母さんがご苦労なさっているブログを拝見すると、あっあっなんかすみません……草葉の影から応援してます……という気持ちになる、21世紀の日本においては発達障害の星から来た扱いの箱に放り込まれる中年の私。もうパッと見ではステルスできるくらいに適応してると思うんですけど、ステルスすることが自分にとってストレスだったことに気付いてげんなりしてるし、今朝は昨日言われた早めの登園時間のことをすっかり忘れてて「全然ステルスできてねえじゃん!」という気になってるし。